シルクスクリーンプリントのバスケユニフォームの主な特徴
- 原則、単色。
- ラメや少し盛り上がったモコモコな変わったプリントも可能。
- 版を作る必要があり、同じ版で大量生産するのが得意。
- 色が増えるだけで版を増やす必要がある。
- 値段が安い。
シルクスクリーンプリントのバスケユニフォームとは?
シルクスクリーンプリントのユニフォームは非常に稀です。チームTシャツのような同じデザインで10枚、20枚と作るタイプのプリントだからです。そもそもシルクスクリーンとは版画ような「版」を用いてプリントする手法ですので、背番号や選手名などを作るとなると、そのバリエーション毎に版を作る事になり、コストと道具が膨大に必要となってしまいます。
その理由より、全部が同じデザインの練習着的なものは商品として存在していますが、個人別の商品はあまり見かけません。
また、このプリントは生地を選ばないため、ポリエステル、綿、エナメルなど様々な素材へプリントできます。
インクも油性、水性のような違いもあり、素材に対して使い分ける事でエナメルバッグへのプリントからユニフォームまで幅広く活用される手法です。
また、色以外にもラメ入りインク、ウレタンインクなどもあるため見た目にも独創的な表現も可能です。
まるで図画工作のような作業です。版に対してインクの乗せて、それをスキージというヘラを使って版画のようにプリントします。近年は機械化されていますので必ずしも手作業ではありません。
シルクスクリーンプリントのバスケユニフォームの注意点
プリントは生地自体に深く浸透している訳ではなく乗っている感じなため、インクの厚みによってはひび割れる事があります。乾燥機が大丈夫な場合が多いですが、アイロンがけは危険です。インクが溶解する事があります。
通気性もあまり損なわれないため非常に良いプリントなのですが、個別対応が難しいのが弱点でしょうか。
シルクスクリーンプリントのバスケユニフォームの相場
同じものを大量に作った場合の単価でみると、一着5千円台が最安値だと思います。
「選手名のプリント不可、単色」を条件に作っているメーカーもありますが、メーカー自体が少ないのが現状です。
Tシャツの場合は逆にすごくメーカーは多いです。