昇華プリントのバスケユニフォームの主な特徴
- インク色の制限がほぼ皆無(金、銀は無い)。
- デザインが豊富。
- 写真のようなフルカラーでも対応できる。
- 値段が高い。
昇華プリントバスケユニフォームとは?
昇華ユニフォームはこの5年程で一気に普及して来た、今やスタンダードになりつつあるプリント手法のユニフォームです。
ポリエステルの生地に対してインクを直接プリントするような方法なので、プリント部分がゴワゴワしたり、ベタついたり、汗がたまったりするような事がないのが特徴です。
生地にプリントするため少ない縫製でも沢山のパーツを使った豪華なユニフォームの様な、場合によってはそれ以上の仕上がりとなります。
bjリーグのチームを見るとほとんどがこのタイプのユニフォームとなっています。
紙にプリントするような感覚でまず特殊な用紙にプリントします。これを生地に熱を使って転写します。
昇華プリントバスケユニフォームの注意点
凝ったデザインが可能となった新技術なのですが、実際にデザインを依頼しようとすると結構大変です。その為、メーカーはあらかじめデザインパターンを用意している事が多いです。完全オリジナルにしょうと思うと別途デザイン費がかかるのですが、これが結構高いです。
また、プリントする際に高温でインクを気化させて生地に浸透させる方法であるため、体育館のフロアに滑り込んだりするとその時の摩擦にて色が落ちる事があるようです。落ちた色が復活する事はありませんので、これが最大の弱点だと思います。
同じ理由でアイロンがけ、乾燥機の使用も危険な場合があるようです。
昇華プリントバスケユニフォームの相場
「激安!」と言っても一着で7千円程度はします。ただし、この価格帯だとあまり期待はできないです。プリント方法がたしかに「昇華」なだけで、素材を含める品質は最低レベルの部類となります。
値ごろ的には1万円前後だと思います。
フルオーダー(完全オリジナル)にもなれば2万円近かったり、本体は1万円前後でも別途デザイン費用が2万円などという事もあります。
リバーシブルタイプも人気なのですが、こちらも普通レベルを期待するなら1万円前後の商品が妥当です。稀に8千円程度でも見かけますが間違いなく昇華の場合は「安かろう悪かろう」なので要注意です。