ラバー圧着プリントのバスケユニフォームの主な特徴
- 原則、単色。
- 反射材、ラバー、刺繍、メッシュ、多用な素材がある。
- 文字型にカッティングしたものをヒートプレスにて圧着させる。
- 色を増やすには重ねて圧着する事になる。
- 小ロットにも簡単に対応できる。
- 値段が安い。
ラバー圧着プリントのバスケユニフォームとは?
ラバーと言いながらも、実は素材は多岐にわります。素材は違いますがプリント手法は同じで、いずれも貼り付けたい場所へ配置して、上からヒートプレスという熱と圧力で貼り付ける機械でプリントします。ですから、厳密にはプリントとは違います。
しかし、この方法は非常に小ロットに向いており、予め用意しておいたアルファベットを自由に組み合わせて並べると名前を作り出せるため、古くからユニフォームで採用されてきたプリント方法です。
ただし、生地の上にラバー等の文字を圧着させているため、とても蒸れます。それを緩和するためにラバーではなくメッシュもありますが、コストと発色の面からバスケではラバーが多いようです。デメリットとして有名なのはこの「蒸れ」と「剥がれ」があります。圧着具合によってはあっさりと剥がれてしまいます。その際には接着剤で着けるのが最も簡単なのですが、思ったよりもよくある事なのに驚くと思います。また、凝ったデザインはほぼ無理だと思って下さい。
この写真のようにこんなにバラバラの文字を並べる事は実際にはありませんが、原理はこの通りです。今は専用のカッティングマシーンで文字を切り出せるため文字間隔などは綺麗です。
ラバー圧着プリントのバスケユニフォームの注意点
圧着式のプリントは絶対に剥がれると思った方が良いです。早いと数ヶ月、長いと5年以上などかなりのバラつきはありますが、一生剥げないなんて事はまずはないでしょう。ただし、剥がれた場合には「接着剤で着ける」か「あて布をしてアイロンで再圧着を試みる」と良いでしょう。ただし、アイロンで再圧着はもの凄く体重を掛ける必要があるため、接着剤の方が楽です。
また、ラバー系の素材だともの凄く蒸れます。特にリバーシブルユニフォームの場合は裏面になった方のプリントが直接地肌に触れて、とてもベタつきます。これが弱点でしょう。
ラバー圧着プリントのバスケユニフォームの相場
非常にリーズナブルで一着3千円台が最安値だと思います。
5千円台がスタンダードになると思います。
リバーシブルユニフォームでも6千円前後で販売されています。
ただし、単色プリントになりデザイン性、機能性を追求するのは難しいです。